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低体温と、頭痛・肩こりの関係について



体温が下がると体にとっては良くないらしい、
ということは前回お話しました。


今回は、そもそも、
なんで低体温になってしまうのか?
について考えてみます。


原因について考えてみると、
一言でいえば血流不足。

その血流不足の要因として考えられるものとしては、

1.運動不足
2.睡眠
3.ストレス
4.エアコン
5.食事
・・・などでしょうか。

行き着くところ「生活習慣」となりますが・・・

 

まずは、運動不足について考えてみましょう。

運動をして汗をかくときというのは、体温は上がっています。
運動不足というのは、単純に体温を上げるチャンスをなくしていること。

そして運動を続けた結果としてつくられる筋肉は、熱を生み出す性質があるので、
運動不足による筋力の低下も低体温の要因となるということなのです。

また、とくに足が冷える、下半身が冷えるというのは、
デスクワークが中心となっていたりして、
下半身を動かさないことが続いていることもあるでしょう。

ジョギングやウォーキングとまではいかなくとも、
たまには歩きやすいシューズで出勤してみて、帰りに一駅分歩いてみるのも良いでしょう。

休日にわざわざ時間を取ろうとすると、長続きしにくいので、
日常の中に、ちょっとのプラスを取り入れることがポイントです。


「足は第二の心臓」とも言われます。

下半身の血流が改善されれば、「肩こり」や「頭痛」の解消にもつながります。
東洋医学的には「上」と「下」のバランスを取ることで症状を改善するということになりますね。

圭鍼灸院の治療では、「肩こり」だからと肩に鍼や灸をするわけではありません。
その日の体調にもよりますが、多いのは、膝の内側や足首の周辺でしょうか。
その周囲の経穴(ツボ)に、触れるか触れないか程度の鍼です。

早い人では、わずか数分で「ポカポカしてきました」と言われます。
これも、体全体のバランスを整えているからなのです。

すべて全体のバランスなのですね。


最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

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