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花粉症と食事のマクロな関係


花粉症をはじめとして、すべてのアレルギーには、
タンパク質の過剰摂取が関係していると言われています。

花粉、ダニ、ハウスダスト ― これらもすべてタンパク質であるが故に反応が出るのです。


タンパク質は、胃や腸で消化作用を受けて、
アミノ酸とか、ペプチドと呼ばれるタンパク質の断片まで小さく分解され小腸から吸収されます。

肉・魚など動物性タンパク質は「高分子タンパク質」といわれ、
分子構造が大きいために消化されにくく、
多く食べ過ぎると分解・消化の工程が追い付かずに、
細かくならない未消化の状態のままで腸へとたどり着いてしまうのです。


このとき、このタンパク質を分解しようと腸内細菌が繁殖するのですが、
肉や魚に付着しているこれら細菌の多くは、いわゆる悪玉菌であるため腸内が荒らされてしまいます。


この結果としての「血液の汚れ」となり、アレルギーの原因となります。

卵・小麦・大豆など、アレルギー反応がでるものにタンパク質が多いのは、
「タンパク質は摂らずに胃腸を休ませて」という、身体からのサインなのかも知れません。

そして、花粉やダニなどに反応してしまうのは、これらの結果からくる身体の誤作動とも考えられます。


また、油脂類や砂糖などは、血液をさらに汚れさせてしまうのです。


こうした「血液の汚れ」を落とすのが、「デトックス」なのです。


まずは、胃に送る前の「消化」をしっかりとすること。

つまりは、よく噛むことが第一歩。


それから、穀物(米)をしっかりと摂ること。

アレルギーの人の多くが「ご飯よりもパンが好き」ということとは無関係ではないでしょう。
パンを食べるのには、ジャムなど糖分や、バターのような油と一緒に摂取されることが多いからです。


玄米か分搗き米、雑穀ごはん、ハトムギなどを取り入れていくことで
デトックス効果は期待できます。


あと、腸の弱りには乳酸菌と、ヨーグルトや乳製品を摂ることが多いのですが、
症状が悪化することがあり、注意が必要です。


日本の伝統食品である味噌や漬物には乳酸菌が豊富です。
また、これらのほうがヨーグルトの乳酸菌よりも実は強力なのです。

1日1杯はお味噌汁をいただくと良いですね。


花粉症が一気に増えたのは、ここ20年くらいのことです。

食事の洋食化がさらに進んだあたりと無関係ではないような気がしますね。


海外のセレブたちに日本食が流行っています。

日本人自身が日本食を見直すべきときに来ているのでしょうね。



今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 



 

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