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花粉症の症状と対策

 

いよいよ花粉シーズン突入とのニュースがあり、
本格的に花粉症のシーズンが始まりました。

花粉症のおもな症状としては、
目のかゆみ、涙が出る、
クシャミ、鼻水、鼻づまり
喉のかゆみ、などがあげられます。

それと併せて、花粉症の人たちに多く見られるのが、肩こりです。


これらに共通することは、
症状が上半身に集中しているということ。


気候が暖かくなってくると、
草木は芽吹いてきて上へ上へと伸びようとします。

春の「陽」の気の特徴です。


同じように体の中でも、
バランスが崩れてしまい、上へ上へと気(血)が上がって、
降りてこなくなって渋滞現象を起こしてしまっているのです。

このとき、上へ上へと伸びる植物を食べると
さらにその気が増して、花粉症の症状がひどく出ます。

 

つまり、バナナなどに代表される、南国から輸入された果物などは注意が必要です。

 

また最近になってダイエットで話題になったトマトも、
夏に上へと伸びていく野菜ですから、花粉症の人は注意しないと症状が悪化することがあります。

 


それから、いつもは勧めている「旬」の野菜も注意が必要なのです。

 

とくに目立った症状のないときには「旬」の野菜は良いのですが、
春には、陽の気が体で上がっているときに同じ性質のものを食べると、
症状が悪化することがあるのです。

その代表例としては、タケノコ、アスパラガスなど。

 

また、葉野菜のなかでも、アクの強いホウレン草なども同様ですね。

これらの野菜をいただく時は、火入れしていただくようにしましょう。

 

ただし、油脂類は血液中の老廃物を増やすので、
天ぷらや炒め物よりは茹でたものが良いでしょう。

また、同じように血液中の老廃物を増やしやすいものとしては、
お肉と砂糖が挙げられます。

 

出来るだけ、これらのものを避けて、体のシグナルに従ってデトックスを心掛けてください。


今ある症状に対して自分で出来る対策としては、
「足湯」など下半身を温めることです。


陽の気が上がってしまっているので、
冷えた下半身を温めることで、身体の上下のバランスを取ることが良いのです。


同じように気を下ろす食べ物があります。

それは、下へ下へと伸びていくもの。
つまり、大根、ごぼう、にんじん、れんこん、などの根菜類です。

 

食事、デトックス、そして足湯などのケアで、
なんとか少しでも症状の和らいでくれることを願っています。

 

また、この時期は口が渇くこともありますが、
これは鼻づまりによって口呼吸となったために起こること。
口を潤す程度にしておきましょう。

身体が水分を必要としているわけではないので、
ガブガブと水分を取りすぎると、症状が余計にひどくなることがあります。


これらのことも考えて、鍼灸治療でも全身の調整を図りますので、
これから治療院を探そうとされる方は、
身体全体を見てくれる治療かどうかを確かめてみることをおすすめします。

 

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

 


 

 

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