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啓蟄

春の暖かさを感じて、冬にこもっていた虫たちが外に出て動き出す頃。
一雨ごとに日差しが温かくなり、気温も上がってきます。

植物が伸び、動物が動くためには「伸びしろ」が必要です。
人間の細胞も緩んできますので、衣服は締め付けない、ゆったりとした緩やかなものを着るようにしましょう。

 

「啓」は「(穴を)開く」という意味があり、
「蟄」には「虫が土のなかに隠れている様子」の意味があります。
文字通り、冬眠から覚めて、こもっていた土に穴を開けて外へと出てくる時ですね。

もともと「春」は、
木の芽が張る、天気が晴れる、などの韻を踏んでいて、
天候に恵まれ、新しいものが生まれ、
伸びやかに希望に向かって動き始める季節なのです。

ゆとりを持って、気持ちも行動も「外」へと向けていくことですね。


 

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