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基本となる動き

基本となる動きについて


どんなことにも「基本」があります。

体の使い方、動かし方にも「基本」があります。


鍼療室で、何らかの痛みを抱えてこられた方がいて、
再発予防のために、お話することがあります。

まずは、座っている姿勢について。

そして、立つときの姿勢について。

それから、歩くときの姿勢について。

こういう順番で進んでいきます。


これらはすべて「基本」です。


主婦だろうが、
サラリーマンだろうが、
肉体労働していようが、

ランナーだろうが、
格闘家だろうが、
ゴルファーだろうが、

関係ありません。


なぜならば、「基本」だからです。
 

いま流行りの、なんとかトレーニングとか、
誰でも痩せる、ほにゃらら体操とか、
結果の出る、なんちゃらストレッチとか、

なかには素晴らしいトレーニング法もあります。

だけど、めったなことでは教えません。

これらのトレーニングよりも、「基本」を重視します。


なぜか?


姿勢の悪いままで、ほにゃらら体操をすれば、
腰痛になります。

カバンを持つ手の癖が直らないまま、なんとかトレーニングをすれば、
膝が痛くなるか、
寝違いを起こします。

よくなるどころか、
かえって悪くなります。

体が余計に捻じれるからです。

ますます歪みが生じます。

基本となる姿勢が出来ていないからです。


基本さえ出来ていれば、
体は勝手に歪みを修正していく力を備えています。


その力を信じているから、
特別なものは必要ないのです。


基本がしっかりできていれば大丈夫です。


ありがとうございます。

 


 

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