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脈の表情を診る


これまでに、ご来院・治療を受けていただいたことのある方は
おわかりだと思いますが、
"脈診"をとても重視しています。
 

脈診とは、
患者さんの手首の橈骨動脈に触れることで、
拍動の強さや速さ、リズムなどを把握することで、
身体の状態を診察する方法のこと。

健康状態であったり、
疾病の進行度合いなどを、
脈に触れてみて、
その拍動の強さや早さ、
脈に触れた感じの硬さや太さ、
脈の位置の浮き沈みなどから把握しようとします。
 
 

人に出逢ったときに、
まずはその人の表情を見ますよね。
 

それと同じように、
脈の"表情"を診ているのです。
 

治療に入る前の脈診はもちろんですが、

治療・施術の最中にも、
ひっきりなしと言っていいくらいに、
手首の脈に触れさせていただいています。
 
 

これは、刻一刻と変化していく
お身体の状態を把握するため。
 

例えば、想像してみてください。
 

テレビドラマなどでの手術のシーン。

心拍数から呼吸から、
身体の状態をいち早く知らせるように
ありとあらゆる装置につながれています。
 

治療室にはそんな大そうな装置はありませんから、
治療の適否に関しては、

「痛い」とか

「気分悪くなってきた」とか

「心地いい」とか

患者さんの発する言葉に頼らざるを得ません。
 


それを、治療者の側から把握することが
脈診ということです。
 

脈診なしでの治療では、
患者さんの状態を把握できないので、
こちらがとても不安になります。
 
 

そんなわけで、
遠方から来院されていて、継続治療が困難な場合、
または遠方へ引っ越される場合など、
地元で治療院を探される場合には、
きちんと脈診をしてくれる治療院を探して、と、
お伝えするのです。
 

逆には、
以前に通っていた治療院の先生からそのように言われて、
これまで何年もかけて探してきて、
やっと脈診をしてくれるところに出逢えた、
と、喜んでくださる方もいらっしゃいます。


そんな脈診、

治療院選びのヒントにしてみてください。


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