ブログトップ

ウェブページ

2018年1月アーカイブ


緑色をした花の蕾の部分をいただくブロッコリー。

緑黄色野菜というと、
春から夏に旬を迎えるものが多く、
陰性な作物ばかりと思われがちなのですが、
あながちそうとも言い切れない。
 

もとは北海道や長野県のような寒冷地で育ち、
冬に旬を迎える陽性な面もありながら、
花を開かせる遠心性・陰性の性質もあり、
陰陽のバランスのよい食材といえます。

 

1980年代に入り、
食の欧米化が進んでいくなか、
緑黄色野菜から栄養を摂りましょうと叫ばれ、
クセもなくて食べやすいブロッコリーは、
急速に食卓に上るようになりました。
 

やがて各地で栽培されるようになり、
いまでは10月から3月までが旬となっています。

産地についても、愛知、埼玉、香川、長崎、鳥取・・・と、
収穫量トップテンに各地方がまんべんなく入っているのです。
 

収穫後には変色が進みやすいものなので、
低温流通が発達したというも
一気に広まるのに一役買ったみたい。



栄養については、
かつては炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル(無機質)を
5大栄養素とされてきました。

いまではこれに食物繊維が加わって
"6大栄養素"が主流となってきています。
 

さらに最近では、
"第7の栄養素"として注目されつつあるのが

植物中に存在する天然の化学物質といわれる
「ファイトケミカル」。
 
 

ブロッコリーには、
ファイトケミカルの一種である
「スルオラファン」が
豊富に含まれているのが特徴です。
 

スルオラファンは、
解毒作用を高めて肝機能を向上させるほか、
抗酸化作用や殺菌作用があることがわかっています。
 

胃潰瘍・胃ガンの原因の一つとも言われるピロリ菌のほか、
抗生物質に耐性をもった株菌に対してさえも
殺菌効果をもつことが報告されています。
 

一時期注目を浴びたものが、
ブロッコリー・スプラウト(新芽)。


安価ながらガンの予防や免疫力アップに力を発揮する
スーパーフードとも呼ばれています。
 

このスプラウトは、
このスルオラファンが
成熟したブロッコリーに比べて7倍以上も含まれることから
メディアで注目されるようになり、
いまでは一般のスーパーなどでも売られています。

まさに、スーパーフード(笑)
 

また、ブロッコリーは、貧血予防には欠かせない葉酸も多く含まれていて、
とくに女性には意識して摂ってほしいところです。
 

これらは茎の部分にも含まれているので、
捨ててしまっては、もったいない。

茎をぬか漬けにしたり、
食べやすい大きさに切って天ぷらにしたりして、
丸ごといただきたいものです。
 

ブロッコリーは鮮度がおいしさのポイントです。

買ってきたらできるだけ早くに調理したいところ。
 

黄色がかってくると鮮度が落ち気味のサイン。

買い置きするときには、
濡らした新聞紙などに包んでからビニール袋で覆い、
自然に近い状態で立てて保存するといいでしょう。
 

ブロッコリーは、とくに寒さの強い時期には
緑色が強く先端が紫色がかっているくらいのものが
とくに甘味が強くなるようです。

 

よく見てから選びたいですね。


| トラックバック(0)

2018年が明けました。


今年の干支は、戊戌(つちのえいぬ)。

東洋医学の五行論では、
戊は「土」の性質を、戌もまた「土」の性質を持つものと考えられます。

土とは自然界では、万物を育てるもの。


戊と戌の二つの「土」が重なる今年は、
あらゆるものを育てつつも次の時代への変わり目となる重要な年となりそうです。

場合によっては、
これまで追いかけてきたものを見直すことで
新たなものが見えてくる。

そんな準備の一年とも言えそうです。


日本の社会全体から見てみますと、
来年2019年にはラグビーワールドカップが
アジアでは初めて日本で開催されます。

2020年は東京オリンピック・パラリンピック。

2021年には生涯スポーツの世界大会であるワールドマスターズゲームズが開催されます。


3年連続してスポーツの世界大会が開催されることは極めて稀といえるでしょう。

2018年は、まさにそうした準備の一年と考えられます。


2020年東京オリンピック招致のキーワードは
「おもてなし」でした。

おもてなしとは、心のこもった接遇のこと。

もう少し深い意味を考えてみますと、
おもてなしとは表がないこと。

表がなければ裏もないということで、
正直にあるがままでいることという意味になります。

人からは見えないところも手を抜かないくらいの姿勢でいることが大事で、
なにか特別なことをするわけではない。


むしろそういう「ありのまま」の姿勢を試されるくらいの心構えでいたいものです。


今年一年も、どうぞ一日一日を大切に。



なお、新年は1月5日(金)から、
通常通りに鍼療いたします。



| トラックバック(0)