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コレラと、これらのこと


関西地方も梅雨入りしましたね。

食中毒に関連した話を、もうひとつ。
 

話は明治時代にまで遡ります。
 

食養の始祖である、石塚左玄は、
軍医として陸軍の連隊に派遣されたたことがあります。

ここの部隊ではコレラが流行してしまい、
戦闘によるケガではなく、
コレラでの死者を多数出していました。

これに対し、左玄は、
食事の時には水分摂取を控えるよう指導していきます。

そして、その後そこからは死者を出すことなく部隊を救っています。
 

現代人の基礎体力は
昔の人と比べれば劣ってきていることもあるので、
これだけで治るとは言い切れないまでも、
食中毒に罹れば抗生物質と水分摂取と信じられている現代医学に疑問を感じるような事実です。
 

この石塚左玄の説は、
"胃酸のpH"と考えられています。

胃酸というのは、
"酸"がつくほどなのですから
酸性でpHが低く、
強力な殺菌作用があると考えられます。
 

コレラ菌のみならず、
食物についた雑菌は、
まずは胃酸のpHによって殺菌された後に、
消化吸収されていくようにできている。

にもかかわらず、
食前に湯茶を飲むことで、
わざわざこの胃酸を薄めてしまい、
pH値を中性に近づけてしまう。

結果、殺菌力がなくなってしまうということなのです。
 

湯茶を飲んでから食事を始めて、
食中毒にかかってしまい、
抗生物質のお世話になりながら、
またさらに水分ばかり摂取されるのか、

食前の湯茶を控えめにして、
何事もなく生活していくか、
最後は自分の判断ですね。
 

行楽シーズン、

出先で食事をする機会もあることでしょう。
 

喉が渇いているからと言っても、
がぶ飲みは控えるようにしましょう。

とくに食事の前には、
やや控えめにしておいて、
食事が終わってからゆっくりと楽しむ。
 

そう心掛けておくことで防げるリスクもあるのです。
 

当院にも、例年この時期になると、
下痢や嘔吐などの食中毒様の症状で来院される人がおられます。
 

"下痢止めの名灸"をさせていただくとともに、
上記のようなお話もさせてもらっています。
 

そして、施術後は、
少しの間だけは水分を控えて、
下痢は出し切ってしまうこと。

灸をした後にまだ下痢が続くときは、
それは、身体は出したがっているからです。

 
名灸と、水分制限。
 
これら2つの相乗効果です。
 

飲食の制限をしたくなければ、
どうぞ病院で下痢止めと抗生剤を投与してもらってください。


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