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冷え対策の基本のキー


2月に入り、寒い日が続いていますね。

「冷え性」への対策についてのお話を。

いまはどこでもエアコンが効いていますね。
これを読んでくださっている、あなたのところもそうでしょう。

書いている僕の部屋も、もちろんそうです。

ちなみにここで、温度計を見てみます。
デスクの上のでは、23℃、
壁の少し高いところのでは、26℃と出ています。

部屋の上のほうが、温度も高く出ますね。
きっと、どこの部屋でも同じことでしょう。


次に、お風呂について考えてみます。

沸かしてすぐに入れればいいのですが、
ちょっとテレビに見入ってしまったりして時間が経つと、
いざ入るときに冷めていることがあります。

湯の温度を確かめようと、手を入れてみると、
上のほうは温かいけど、下のほうは冷たくなっています。


これは、「熱」というものの性質が、上へ上へと行きやすいので、
下は冷えやすいということなのです。


私たちの身体でも同じことがいえます。

とくに現代では、どこでもエアコンが効いていて、
また室内空間の密閉度が高いので、その影響をより受けやすくなっています。

例えば「足が冷える」とはよく聞きます。
でも「頭が冷える」とは、あまり聞かない。

むしろ、「熱くてボーッとしてくる」と言ったりします。
もしかしたら熱があるのかな? と心配になって計ってみても、
まったく平熱どころか、むしろ低いくらいだったりします。

いわゆる「冷えのぼせ」ですね。

状態としては「頭熱足寒」、
東洋医学では「上実下虚」と言います。

「頭寒足熱が良い」とは聞いたことがあると思います。

熱の性質が上がりやすい上に、さらに室内環境の影響を受けやすい現代では、
よほど気をつけて、足を温かくしないと不調となりやすいのです。

どんなに部屋が暖かくても、靴下ははいておくのが良いでしょう。

「昔は、みんな裸足で元気だった」なんて言われますが、
ただ元気だったということだけでなく、部屋の温度が適度に寒かったからそれで良かったのですが、
いまは、部屋が暖かくなりすぎているので、余計に足を温めないといけないのです。

また、足首周りには、冷えに弱く身体にとっては大切な経穴(ツボ)があるので、とくに冷やさないことが大切です。

おすすめはレッグウォーマーです。

足のすねからくるぶしにかけて、被われることで不調な症状から守ってくれるのです。


足首は、外出の際には、ちょうどズボンの裾と靴の隙間で、
冷たい風に当たりやすい部分でもあるので、
意識して冷やさないようにしましょう。

足の裏にもカイロを貼っているのに冷えて困る、という人、
足首はきちんと守られていますか?

冷え対策の基本中の基本、
まさに鍵(キー)なポイントですよ。


最後までお読みいただき、

ありがとうございます。


 

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