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マクロビオティック・ライフの最近のブログ記事


1月も末、
2月に入ります。


2月4日は「立春」。

暦ではここから春が始まっていくとされます。


その前日、2月3日は、季節の分かれ目で「節分」。

冬と春の区切りということになりますね。


さて、今週のご予約空き状況です。
(月曜朝時点)

31日(月)△(午後あと3人)
2/1日(火)○(午前午後6人)
2日 (水)×(予約受付終了)
3日 (木)○(午前午後3人)
4日 (金)×(予約受付終了)
5日 (土)△(午後あと2人)


節分と言えば、「恵方巻き」。

「恵方巻き」の由来には諸説ありますが、
江戸末期頃に大阪で丸かぶりされるようになったというのが有力。

それが戦後になって、
大阪の海苔問屋組合が普及活動するようになったようです。

そして平成に入ってから、
コンビニが仕掛けたことで、一気に全国に広まったようです。


昨今の「巻き寿司」は種類が豊富。

一昔前までは考えられなかった「サラダ巻き」のような、
以前には伝統としてはご法度とされてきたようなものが主流になりつつあります。

いわば「巻き寿司」というフォーマットがあることで
バリエーションが拡がりやすかったとも考えられます。


巻き寿司のなかでも単一の具材のみで巻かれるものを「細巻き」と言います。
なかでもマグロの切身の「鉄火巻き」は知られますね。

鉄が火で熱せられたときのような色を連想すると一般的には言われていますが、
一説には、鉄火場(博打を打つ賭場のこと)で食べられていたからとも言われます。

イギリスでトランプゲームをしながら食べられる料理として、
サンドイッチ伯爵が考えついたといわれるサンドイッチがありますが、
場にフィットするように発想された点では共通するところでしょう。


節分に食べる巻き寿司を「恵方巻き」と呼ぶのは、
福を巻き込んだ太巻きを、
恵方(その年の縁起のよい方角)を向いて、
願い事をしながら丸かじりするという風習から。

始まりは関西と言われています。


年によって方角が変わり、
2022年は、北北西からやや北寄り。


恵方巻きは、無言で一気に食べるのがルール。

喋ることで口が開くので、
気が漏れると考えられてきました。

また、恵方巻きには、
七福神にちなんで7種類の具材を入れると縁起がいいとされています。


近年では様々な趣向を凝らした恵方巻が出回っているので、
自分好みの恵方巻きを選ぶのもいいでしょう。


楽しみながら、
今年一年の健康と幸せを願いたいものです。


今週も、皆さまが健やかにお過ごしくださいますように。



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お盆休みが明け、
今週から活動再開というところも多いでしょう。

子どもたちも、短い夏休みが明けて、
今週から2学期というところも多いようですね。


さて、今週のご予約の空き状況です。
(月曜朝時点)

17日(月)△(午後あと2人)
18日(火)○(午前午後4人)
19日(水)△(午前あと2人)
20日(木)×(予約受付終了)
21日(金)△(午後あと3人)
22日(土)△(午後あと1人)


先週から猛暑日が続きます。

気温が、体温よりも高くなっている地域もあり、
熱中症が心配ですね。


発汗で失われる成分を考えると
水分補給だけでなく、
塩分も補給する必要があります。

塩分が不足することにより、
低ナトリウム血症を起こすこともあります。

自覚症状としては、
熱中症にも似ていて、
体がだるいことが続き、
意識障害を起こすこともあります。

むしろ、水分を摂り過ぎることで、
低ナトリウム血症が起こりやすくなります。

良質な塩分も摂りましょう。


また、塩分補給を謳ったタブレットや飴などがありますが、
原材料表示を見てみると、
最初に「糖類」がくるものがほとんど。

これでは意味がありません。


きちんと見極めるようにしたいものですね。


今週も、皆さまが健やかにお過ごしくださいますように。


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連日の暑さにうんざりしている人もいるのではないでしょうか。


夏バテとは「暑気あたり」とも言われます。

自律神経の働きが一時的に乱れてきて、
血管を拡げて汗を出すことで熱を逃がして
体温を一定に保つという働きができなくなってくることが原因。


最近では「夏バテ」とは、
空調設備の普及によって、
室内と屋外で気温や湿度に差があることで、
その急激な変化に身体が対応できなくなって
自律神経が乱れることが多いようです。

エアコンだけでなく
冷たい水分の摂り過ぎで身体が冷え、
浮腫みが出やすくなる「夏バテ」も存在しています。


ひどい場合には、
真夏でも靴下をはかないと眠れないという人もいます。


暑気あたりのシーズンに冷えすぎて体を温めないといけないというように、
現代における「夏バテ」は原因も症状も本来とは異なり、
不自然なものとなってしまっています。


自律神経とは、
消化や代謝、循環・呼吸、体温調節など
生命の維持に必要なことを、
自然な状態で当たり前に動いてくれる
有難いシステムのこと。

自然に働いてくれることが当たり前のはずのものが
働いてくれなくなるということが、
それだけで不自然なことです。

しかも原因が冷やしすぎにあり、
その対策が温めるというようなことであるならば、
最初の冷えをなくすことで、
そのどちらからも解放されるのですから。


不自然なことを止めて、
自然でいることを取り戻すときにきているのかも知れません。


暑さがピークの昼間は外出を避けて少し休む。
朝は早めに起きて少し体を動かしてみる。

そして汗をかく。

これだけでも体は変わってくるのを感じることができるでしょう。


そもそも余分な水分は出さないことには、
溜め込んでしまっても体に良いことは何もありません。

どんなものでも出してから入れることが大切なのです。


おすすめの食材は、梅干。

口に入れると唾液が出て、
それから適度な塩分と酸味を摂り入れることで、
血液を浄化し疲労回復になるだけでなく、
食中毒の予防にもつながります。


漬け込んだ梅干が初夏に仕上がるというのは、
よく出来た先人の知恵なのです。

 
酷暑の夏、
こんなときこそ自然を見つめなおすきっかけにしてみませんか。

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