カッサ療法とは?
「疲れてない?」と言われたことで心配になり、アンチエイジングやケアすることに関心を持って、当院とご縁ができた方々の多くが、ほぼ3週間で「化粧品、替えた?」と聞かれるようです!
カッサについて
カッサとは、プレート状に加工したカッサ板(おもに水牛の角)で肌を擦っていくことで体内を活性化し毒素の排泄、血流促進をはかる療法です。映画『王様の漢方』では背中に施術しているシーンが見られます。
一説では、西太后も顔のマッサージに使っていたともいわれ、伝統医学におけるアンチエイジングとしての歴史があります。
カッサ・プレート
東洋医学の考えで、広い意味では動物は「陽」、植物は「陰」と考えています。
水牛は動物なので「陽」。
角は、一方向に伸びていくというその成長のしかたから植物的な性質を持つと考えます。
人間でいうところの爪や髪の毛なども同様です。
なので、「陽」の中に存在しながら「陰」の性質を持つ「陽中の陰」として、陰陽のバランスが取れた素材とされているのです。
冷えている場合には温め、熱があるときにはその熱を冷ますという両面の作用を持つものとして、伝統医学の分野では、水牛の角を用いてきたのです。
最近ではカッサがブームになったこともあって、様々な素材のものが出回っていますが、
自然素材であり、その特性を活かしたものを使うことが大切です。
また、素材によっては効果にも差がはっきりと出てくるようです。
全体性(全身性)
カッサの施術が上半身や顔など部分であっても、全身の流れを整えることが重要です。
とくに、顔や頚・肩など上半身の場合、部分的に血流が良くなった結果、
めまいのようにフラつくこともあるのでとくに全身の流れを整えることが大切なのです。
当院のカッサは
- 国家資格をもつ鍼灸師が、様々なかたちに加工された純粋な水牛角のカッサプレートを、部位に応じて使い分けていて、安心して受けていただけます。
- 全身を整える鍼灸治療と組み合わせ、カッサでのフェイス・リフトを行っています。体を疲労から回復させつつ新陳代謝を促していきますので、すぐに効果を実感していただけます。
アンチ・エイジングにおすすめのパターン
まずは、週に一度の施術を2回から5回。
変化が感じられたら間隔を空けて、月に二度で数ヶ月。
良い状態が続いてくれば、月に一度のメンテナンスを兼ねてのご来院。
30代から40代を中心として、ご来院いただいた多くの方々が、
「化粧品、替えたん?」
「ぜんぜん、歳とってないよね」
「最近、元気そうやね!」
と、声を掛けられるようになったとおっしゃいます。
また、
「風邪をひかなくなった」
「ぐっすり眠れるようになった」
「花粉症が治まっている」
などの嬉しい報告もくださっています。