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カッサ・プレートの素材について

カッサが広まったことで、プレートも様々な素材のものが出てきていますね。

圭鍼灸では、ずっと水牛の角を削りだしたものを使ってきています。

ここで、素材について少しコメントしておきます。

 

東洋医学の考えで、広い意味では動物は「陽」、植物は「陰」と考えています。



水牛は動物なので「陽」。

 角は、一方向に伸びていくというその成長のしかたから植物的な性質を持つと考えます。

人間でいうところの爪や髪の毛なども同様です。



なので、「陽」の中に存在しながら「陰」の性質を持つ「陽中の陰」として、

陰陽のバランスが取れた素材とされているのです。



冷えている場合には温め、熱があるときにはその熱を冷ますという両面の作用を持つものとして

伝統医学の分野では、水牛の角を用いてきたのです。



最近ではカッサがブームになったこともあって、様々な素材のものが出回っていますが、

自然素材であり、その特性を活かしたものを使うことが大切です。


また、素材によっては効果にも差がはっきりと出てくるようです。

とくに人工物を素材にすると、静電気が発生し、お肌にとってはマイナスとなることもあるので注意しましょう。

 

 

 

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