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花粉症のマクロなお手当て


もうすぐやってくる、本格的な花粉症のシーズン。
症状は、とても辛いものがありますね。

体質改善なんかはともかくとして、今の症状を
「なんとかしてー!」っていうのが正直なところではないでしょうか?


自宅で、誰でもできる簡単な「お手当て」のお話です。


それが「鼻うがい」。

 

用意するもの

湯呑み
三年番茶
少量の塩

以上

 

湯呑みに、温かい番茶を注ぎます。
熱すぎず冷めてなさすぎず、体温よりやや温かいくらいがポイント。

そこに、塩をほんの一摘み。
目安としては、番茶の1%程度。


湯呑みに、鼻を浸けて
一方の鼻の穴を押さえて、反対の鼻の穴から番茶を吸います。


吸い続けると、喉の奥のほうから
温かいものが入ってきます。
これが鼻から吸った番茶。
吸ったらこれを吐き出します。

初めてのときは、ちょっと気持ち悪いかも知れませんね。

 

数回繰り返したら、反対の鼻の穴でもやりましょう。

ポイントは、きちんと鼻を浸しきること。
空気が入って「ズズーッ」となると、ちょっと痛い。

慣れてくると、結構、鼻がスッとします。


「なんで、もっと早く教えてくれへんかったん?!」って言われるくらいです。


「鼻うがい、したことあるけど、沁みて痛かったわー」
という人は、たいていは水でしてるのではないでしょうか。


体温に近いぬるま湯くらいの、番茶を使うこと。
それから少量の塩を入れること。

これが大事なんですね。

体液に近い状態にしておかないと、これも「異物」と反応してしまいますから。

 

温度や塩分濃度が体液に近い状態であれば沁みることがありません。
痛い思いをしなくて済むということです。


お手当てにはストレスを感じるものではありませんから。


そして、もうひとつの理由は、お茶と塩の持つ殺菌効果が期待出来ること。


単純にお茶の渋みと、塩の引き締め効果で、粘膜を収縮させるからですね。

だから、花粉や異物が組織に入ってくるのを防ぐ。

それと、組織が締まっているので細胞からの水分である涙や鼻水が出てくるのを防ぐ。

こういった効果があるのです。


これは是非とも知っておいて欲しいお手当てですね。


ちなみに、目が痒いときにも使えます。

湯呑みの代わりに、おちょこを使います。

番茶を注いだお猪口に目をつけて、目をパチパチさせて、終わりです。
上を向くと番茶が目にかぶりますから、ピッタリとつけてこぼれないようにしましょう。


番茶での鼻うがいについてまとめますと、

自宅にあるもので出来るから、コストはゼロ!

沁みたりとか刺激がないから、ストレスもゼロ!

口に入るものでのお手当てだから、副作用もゼロ!

そして、効果はバツグン!


まだ初期であれば、これだけでかなり症状を抑えることができます。

そのうちに体質改善ができれば良いですね。


お手当てで追いつかないようであれば、
今シーズンは治療にかかりながら来年以降に備えていくことも考えたほうがいいのかも知れませんね。


今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

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