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花粉症はシグナル

 

今週に入り少し暖かい日が続きましたね。
早い人ではそろそろ出てくる気配ですね、花粉症。

鼻水は出るわ、クシャミ連発するし、目は痒いし、
辛そうですね。


春の花粉症といえば、スギ花粉が主なもの。

でも、花粉は飛んでいても、
花粉症の出る人と、まったく平気な人がいるのはなぜでしょう?


これは、本当の原因が花粉だけではないことを物語っています。

いわば花粉は「きっかけ」であって、
本質は根っこの体質にあるというわけです。


花粉症をはじめとした「アレルギー」は、自己免疫疾患といって、
自分を病気から守るために働く免疫が過剰に反応することによって起こる症状です。

「アレルギー」とは、「通常とは異なる反応」という意味。

本来ならば、自分を守ってくれるはずの力が、
自分を傷つけてしまうという通常ではない反応なのです。


治療していく上で大切なことは、全身のバランスを整えていくこと。

花粉をきっかけとした自分の免疫を抑えこんでしまうことには注意が必要です。


花粉症は、いわば体が起こしたクーデターのようなものなので、
力でねじ伏せようとすると、後からそれ以上の反撃がやってくることもあります。
なので、その場しのぎの治療を繰り返すことは、あまりおすすめできませんね。


本当の原因は、冬の間に冷えた体や、
食事をはじめとした生活習慣にあることが多いもの。

これ以上いまの生活を続けていたらもっと大変な病気になるよ、という
体からのイエローシグナルだと受け止めて、生活を見直すきっかけにしてみませんか。


本当に大切なこと。
それは、体質を改善し、体調を整え、免疫を正常な状態に戻すことです。


「これさえあれば、...」という情報に惑わされず、
不快な症状が軽減し、
その他の不安も解消されるのは、

免疫力を高めること以外にはありません。


花粉症という症状は同じでも、
もともとの体質は一人一人ちがいます。

生活習慣のアドバイスも、
治療内容も、
一人一人ちがって当然なのです。


そういった意味で信頼のできる治療と、あなたのご縁が結ばれますよう願っています。

 


最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

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