インフルエンザの予防について、以前にお伝えしました。
インフルエンザの予防のための最高の方法とは、
免疫を高めることです。
具体的には、
ストレスを抱えずに、笑うこと。
十分な睡眠。
そして、腹八分目に医者いらず。
「それだけのこと?」
そう思われるかも知れません。
「それだけ」をやってみますか?
それとも、キリがない世界に向かいますか?
もう少しだけ、免疫力を高めるということについて、
お話させていただきますね。
病院、ワクチン、クスリなど、「外」に頼るのではなく、
自己免疫という「内」にあるものを使う。
東洋思想でいう「足るを知る」というのは、
今あるものの中に、大切なものを見つけるということ。
それが自由への道ということです。
東洋思想だからと、精神的な話をしているのではありません。
具体的で現実的な話です。
ここでは、自分に備わっている免疫力・自然治癒力に目を向けてみるということ。
免疫を高めれば、
ワクチンの心配をしなくていいし、
病院に行く必要もない。
クスリも必要ない。
マスクさえ必要ないかもしれない。
あらゆる物質的なものから解放されて、自由になります。
さらに、免疫力を高めることで予防できるのは、インフルエンザだけではありません。
もちろんインフルエンザの型だろうが関係ありません。
普通の風邪・感冒症だろうが、
食中毒だろうが、
どんな感染症の類だろうが、
または、生活習慣病だろうが、
アレルギーだろうが、
まったく関係ありません。
相手を選ばないのです。
それが免疫の持つ力です。
ちなみに、つい先日、
「例年この時期になると、2度や3度は必ず風邪ひいて寝込むところやったけど、
ふと気がつけば、昨年からはまったくなくなってる」
と、嬉しい報告を受けました。
当初の症状はなくなったけれど、
「体のメンテナンスに」と継続して来院いただいている患者さまからです。
鍼灸医術が健康維持、免疫力向上のお役に立てている好例ですね。
予防に勝る治療はありません。
最善の治療、それは予防です。
そして、最善の予防とは、
無関心でいることです。
風邪が...、
インフルエンザが...、
ワクチンは...
そんな心配をしてしまっている段階で、
すでに負けてしまっているのかも知れません。
イキイキと毎日を生きることこそ、
免疫力を高める大切な生活習慣ですね。