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戊戌(つちのえいぬ)


2018年が明けました。


今年の干支は、戊戌(つちのえいぬ)。

東洋医学の五行論では、
戊は「土」の性質を、戌もまた「土」の性質を持つものと考えられます。

土とは自然界では、万物を育てるもの。


戊と戌の二つの「土」が重なる今年は、
あらゆるものを育てつつも次の時代への変わり目となる重要な年となりそうです。

場合によっては、
これまで追いかけてきたものを見直すことで
新たなものが見えてくる。

そんな準備の一年とも言えそうです。


日本の社会全体から見てみますと、
来年2019年にはラグビーワールドカップが
アジアでは初めて日本で開催されます。

2020年は東京オリンピック・パラリンピック。

2021年には生涯スポーツの世界大会であるワールドマスターズゲームズが開催されます。


3年連続してスポーツの世界大会が開催されることは極めて稀といえるでしょう。

2018年は、まさにそうした準備の一年と考えられます。


2020年東京オリンピック招致のキーワードは
「おもてなし」でした。

おもてなしとは、心のこもった接遇のこと。

もう少し深い意味を考えてみますと、
おもてなしとは表がないこと。

表がなければ裏もないということで、
正直にあるがままでいることという意味になります。

人からは見えないところも手を抜かないくらいの姿勢でいることが大事で、
なにか特別なことをするわけではない。


むしろそういう「ありのまま」の姿勢を試されるくらいの心構えでいたいものです。


今年一年も、どうぞ一日一日を大切に。



なお、新年は1月5日(金)から、
通常通りに鍼療いたします。



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