2012年1月アーカイブ

 

体温には運動を、ということまでお話しました。

今回は、睡眠について考えてみます。

 

質の良い眠りが大切ですね。

部屋の灯りは消して(出来れば常夜灯も消して)真っ暗な方が、
目や脳は、ゆっくりと休めます。


それから、寝る時間も大切。

ポイントは、遅くとも午前0時。
例えば、1時に寝て7時半に起きる、6時間半の睡眠よりも
12時に寝て6時に起きる、6時間の睡眠の方が、
時間は短くとも睡眠の質は良くなります。
日付が変わると、体も変わります。
ですので、日付が変わってから眠ると浅い眠りになってしまいます。

東洋医学的には、全身を巡る血液と関係の深いのは「肝」の役割。
疏泄(そせつ)作用といって、血を貯えておき、巡らせます。
循環の実働は心臓が担っていますが、
イライラして「頭に血が上る」というようなときは、
心臓からではない血液の動きを意味していて、肝との関わりが大きいのです。

肝の氣が一日のうちで強くなる時間帯が、夜中の1時から3時。
なので、この時間帯に休んでいないと、
肝が弱り、血液が消耗してしまうのです。

また「肝」と親子関係にある、「胆」の氣が増すのがその前の2時間、
つまり午後11時から午前1時の間。

だから、遅くともこの時間には横になり、
1時までには深い眠りに入っていることで、
肝を休めることができて、血液の巡りを取り戻すことができるのです。

1時から3時というと、
「草木も眠る、丑三つ時」に当たります。

やたらと怖がる必要はなく、
また「迷信だ」と言って、まったく信じないということでもなく、
単純に、この時間帯に起きていると良くないようだと理解しておけば良いと思います。


それと、もうひとつ大事なことは、「空腹」で寝ること。
食事からすぐに寝ると、体は眠っているつもりでも、
消化のために内臓は動いていますから、完全な休息とは言えません。

当然、眠りも浅くなってしまいます。


夕食の時間が遅い、
寝る前に何かを口にしてしまう、...
これらも眠りを浅くしてしまう要因となるのです。

その結果、血液の循環が悪くなり、
寝起きが悪くなり、朝から頭痛がするなどの症状が起こりますので、
寝る前に食べることには十分に注意しましょう。


質の良い睡眠のために、
これらの生活習慣をまず見直してみませんか?

マットや枕を替えることよりも
大切なことかも知れませんね。


今日も最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

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カッサが広まったことで、プレートも様々な素材のものが出てきていますね。

圭鍼灸では、ずっと水牛の角を削りだしたものを使ってきています。

ここで、素材について少しコメントしておきます。

 

東洋医学の考えで、広い意味では動物は「陽」、植物は「陰」と考えています。



水牛は動物なので「陽」。

 角は、一方向に伸びていくというその成長のしかたから植物的な性質を持つと考えます。

人間でいうところの爪や髪の毛なども同様です。



なので、「陽」の中に存在しながら「陰」の性質を持つ「陽中の陰」として、

陰陽のバランスが取れた素材とされているのです。



冷えている場合には温め、熱があるときにはその熱を冷ますという両面の作用を持つものとして

伝統医学の分野では、水牛の角を用いてきたのです。



最近ではカッサがブームになったこともあって、様々な素材のものが出回っていますが、

自然素材であり、その特性を活かしたものを使うことが大切です。


また、素材によっては効果にも差がはっきりと出てくるようです。

とくに人工物を素材にすると、静電気が発生し、お肌にとってはマイナスとなることもあるので注意しましょう。

 

 

 

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体温が下がると体にとっては良くないらしい、
ということは前回お話しました。


今回は、そもそも、
なんで低体温になってしまうのか?
について考えてみます。


原因について考えてみると、
一言でいえば血流不足。

その血流不足の要因として考えられるものとしては、

1.運動不足
2.睡眠
3.ストレス
4.エアコン
5.食事
・・・などでしょうか。

行き着くところ「生活習慣」となりますが・・・

 

まずは、運動不足について考えてみましょう。

運動をして汗をかくときというのは、体温は上がっています。
運動不足というのは、単純に体温を上げるチャンスをなくしていること。

そして運動を続けた結果としてつくられる筋肉は、熱を生み出す性質があるので、
運動不足による筋力の低下も低体温の要因となるということなのです。

また、とくに足が冷える、下半身が冷えるというのは、
デスクワークが中心となっていたりして、
下半身を動かさないことが続いていることもあるでしょう。

ジョギングやウォーキングとまではいかなくとも、
たまには歩きやすいシューズで出勤してみて、帰りに一駅分歩いてみるのも良いでしょう。

休日にわざわざ時間を取ろうとすると、長続きしにくいので、
日常の中に、ちょっとのプラスを取り入れることがポイントです。


「足は第二の心臓」とも言われます。

下半身の血流が改善されれば、「肩こり」や「頭痛」の解消にもつながります。
東洋医学的には「上」と「下」のバランスを取ることで症状を改善するということになりますね。

圭鍼灸院の治療では、「肩こり」だからと肩に鍼や灸をするわけではありません。
その日の体調にもよりますが、多いのは、膝の内側や足首の周辺でしょうか。
その周囲の経穴(ツボ)に、触れるか触れないか程度の鍼です。

早い人では、わずか数分で「ポカポカしてきました」と言われます。
これも、体全体のバランスを整えているからなのです。

すべて全体のバランスなのですね。


最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

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まさに一年中で一番寒い時季に入りました。
今年は1月21日から2月3日の節分までが大寒です。

健康のためには寒さ対策が大事ですね。
冷えることで体が緊張しているので、お風呂に入ってゆっくり温まること。
厚めの靴下、レッグウォーマーなどで足首の保温も忘れないようにしましょう。
それから、季節の旬の食べ物である根菜類も欠かせません。
この時季のポイントは「下」にあります。

寒い時期に下半身をしっかり温めて、手足の冷え対策をきちんとしておきましょう。

それだけのことでも、春からの花粉症の症状に変化が出てくるものですよ。


お読みいただき、ありがとうございます。


 

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セミナーなどで、
「体温は36.5℃ありますか?」
と尋ねると、だいたい半数近くの方は手を挙げてくださいます。

ところで、なぜ体温は36.5℃なのか?

ヒトは、恒温動物といって、常に一定の体温を保つ生き物です。
季節によって体温が変わってきたら困りますよね...。

消化器系・免疫系・神経系といった
いわば、生命活動を維持するシステムが、
36.5℃で最も効率よく働くように設定されています。

しかしながら昨今、若い女性を中心に
体温が36℃もない、いわば「低体温症」の人が増えています。

『体温を上げると 健康になる』は、
一昨年ベストセラーになりましたしね。

では、体温が低いとどのような不都合が出てくるのでしょうか?
おおまかなところを書いてみましょう。

・ からだを病気から守る力が弱くなる(免疫力の低下)
病原菌やウィルスと闘う力が弱くなります。

・ からだ全体の新陳代謝が悪くなる(基礎代謝量の低下)
低体温とは酸素不足から。
物が燃焼するときには酸素を必要とします。
ところが酸素不足のために脂肪が燃えきれないため、
体内で不完全燃焼を起こしてしまうのです。

・ 酵素の働きが悪くなる
体内の消化酵素にとっては、
活動しやすい36.5℃の設定温度より低いために動きが鈍くなります。
結果として栄養の消化吸収が悪くなってしまいます。

・ 消化吸収が悪くなる
当然のことながら、
酵素の働きが低下するので食べたものがきちんと消化されず、
栄養の吸収が悪くなります。

ざっと挙げてみたところで、これくらいになります。

体温が下がると、つまりは、エネルギーを生み出す力が弱くなるのです。
「ジベタリアン」と言われる子どもたち。

少年少女がコンビ二前なんかで座り込んでいるのを見かけると思いますが、
彼らは「ジベタがカッコいいから座っている」のではなく、
「体温が低くてエネルギー不足でしんどくて立っていられない」のかも知れません。

またあらためて、もう少し詳しく書くことにしますね。

最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。

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1月6日は暦(二十四節気)でいう「小寒」。

この日から立春の前日までが「寒」の季節。
なので、「寒の入り」とも言われますね。

これからが寒さも本番です。

とくに注意して欲しいのは、足腰の冷え。
下半身の血行が良くないと、「冷えのぼせ」となってしまいます。

「下」へと成長していく根菜類などを摂っていくことで、
下半身がしっかりして「根気」が出てくるのです。

また、風邪の予防にとビタミンを摂るのにも、
果物など水分の多いものからではなく、
豆類や海藻などから摂るといいでしょう。

お読みいただき、ありがとうございます。

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あけましておめでとうございます!

 

1月は、毎週火曜日が都合により休診日となります。

ご予約の上、ご来院くださるよう、よろしくお願いいたします。

 

 

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