2012年7月アーカイブ


どんなことにも「基本」といわれるものがあります。


基本というと、なんだか初歩的なもののように思われるのですが、
実は「極意」とでも考えた方が良いことがあります。


いま、世の中には、健康に関する情報というのがいろいろとあるなかで、
本当のところ、何を信じていいのか分からないということがあるでしょう。

そういったなかで、基本として抑えておくべきポイントがあると思います。


実際に医療の現場といわれるところにいて感じることですが、
医学は進歩したと言われ、実際に日進月歩の歩みをしているはずなのですが、
病気は減っていません。

むしろ、増えています。
さらには、医学の進歩の弊害と考えてもよさそうなことすら出てきています。
クスリの副作用なんかがそうですね。

これは、医療の本質というところにおいて、
何か基本的なことが外れているのではないだろうかということなのです。


たとえば「生活習慣病」というものについて。

これが増えていく一方であるということは、
減らすべく考えられているはずの道筋のなかに、
何か、基本的なことが抜けているからではないかと思うのです。

生活習慣病とは、生活習慣が原因と考えられる病気全般のことですね。

ならば、この原因である生活習慣を見直すアプローチが基本なわけです。
ところが、そのアプローチが抜けたままでクスリを処方されても、
本質的な改善にはなり得ないということです。

生活習慣を見直すことが基本です。

ならば、いま、どのような生活を送っているかを知ることは必要不可欠な条件となります。

まずは、自分で自分の生活を見直すことが必要です。
そのためには、書いてみる。

朝、起きた時間は?

食べたものは?
朝食は?
ランチは?
夜は?
何を、どのように食べたか?

運動量は?
通勤のために何分、歩いたか?
ほかに、何をしたか?

飲酒・喫煙は?

一日で、ストレスを感じることはあったか?

夜は何時に寝たか?

すぐに眠りにつけたか?

夢は見たか?

途中で目は覚めなかったか?


かなりの情報量になります。
治療者としては、これだけでも状態を把握しやすくなります。

もしも、不調を感じられて、治療にかかられるようなときには、
このメモをお持ちになられるだけでも、貴重な生きた情報として重宝されるはずです。


基本を理解している治療者であるならば、
生きた情報こそ、治療の極意なのですから。


 

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暑さが最も厳しくなる時季です。

今年は少し前に梅雨が明け、
蝉が泣き出す時期と重なりましたね。

 

蒸し暑さで体力の消耗が激しくなるとき。

ちょうど「土用」とも重なります。

精のつく食べ物をと考えがちですが、
精とは「米」と「青」と書くように、
お米と野菜を中心にして、
少食にして、胃腸を休ませてあげることも大切です。

 

何事にも無理は禁物。

食欲がないのに無理して食べようとすると、
余計に調子を崩すことにもなりかねません。

 

自然体を心がけましょう。

 

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いよいよ夏本番。


だんだんと暑さが強くなっていく時季ですね。

 

これからの季節に注意するのは、水分の摂取。


水分は必要ですが、逆に摂りすぎると心臓に負担がかかります。
むくみ、手足の冷え、動悸などを感じたら、水分を摂りすぎていないか見直してみるといいでしょう。

 

時候のあいさつも「暑中お見舞い」になり、梅雨明けももうすぐです。

暑い中でこそ「熱中」できるものを見つけて、
ワクワクすることで、身体を活性化します。

 

感動と感謝の気持ちを忘れずに!

ありがとうございます。


 

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梅雨を迎え、体がダルいという人が増えてきましたね。

多くは、水分の摂り過ぎと関係があります。

過剰な水分によって、体の内に「湿」を溜めてしまい、
外気の雨や湿度とも相まって、胃腸の働きが弱くなってしまうのです。

一口に「水分」と言っても、身体にとって良いものとそうでないものがあります。


この時期に体内に「湿」を溜め込み、体がダルいという人に対しては、

ジュースは「止めて」と言います。

コーヒーは「控えて」と言います。

お茶は「飲みすぎないで」と言います。

味噌汁は「摂って」と言います。


身体にプラスに働いてくれるものと、マイナスに働くものとの違いがあるのです。


今日は、身体にプラスになる水分「味噌汁」についてのお話です。


「塩分を控える」という理由で、日本の食卓から減りつつある、味噌汁。
しかし、味噌汁によって塩分を摂りすぎるということは、実はあまり考えにくいことなのです。


医療用に用いられる「生理食塩水」。
点滴にされたり、器具の洗浄に用いられたり、救急の現場でも登場します。
0.9%という塩分濃度が、体液に近いからです。

そして、味噌汁の塩分濃度は平均すると1%前後。
このことから、味噌汁を「飲む点滴」と表現する先生もいらっしゃるほどです。

さらに、味噌汁は、単なる水分でも食塩水でもありません。

日本の伝統食品である味噌には、発酵食品としての力があります。
乳酸菌も含まれます。
整腸作用があります。

それと、味噌汁には「具」があります。
野菜、海藻、豆腐や油揚げ、など。

ある調査では、一日に摂取する栄養素のうち、
カルシウム、鉄分の、25%、
タンパク質、ビタミンAの、15% などが、
一杯の味噌汁で摂れるといいます。

まさに、理想のスープ。

もし、味噌汁一杯を控えるなら、
これだけの栄養素を他でまかなう必要が出てくるのです。

現実的には難しいでしょう。

なので、「水分は控えて」というなかでも「味噌汁は飲んで」と言うのです。


カラダにプラスな味噌汁、一日一杯は飲んで欲しいものです。

 

 

 

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