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東洋医学の最近のブログ記事


先日、恩師のお祝いの場に出席してきました。

恩師は、兵庫県鍼灸師会の元会長であり、
現在は兵庫医療学園の理事長。

まさに、鍼灸界の発展にご尽力なさった功績で、
旭日双光章という勲章を授与されました。

喜ばしいことだと思います。


さて、恩師ご本人からの言葉、

「義を見てせざるは勇無きなり」

人として行うべき正義と知りながらそれをしないことは、
勇気が無いのと同じことである。


怒りの感情は持ってはならないものと考えられがちだけれども、
世の不条理に対する義憤をまっとうに抱き、
それを動いていくためのエネルギーとすることは悪いことではない。

先生を見ていて、そう感じました。


また、70歳を迎え、
受勲の栄を受けられながら、

「いまだ、志、半ばである」とも。

このまま100歳を過ぎても走り続けられるのではないだろうか。


この志、受け継いでいきたいと思いました。


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これまでに、ご来院・治療を受けていただいたことのある方は
おわかりだと思いますが、
"脈診"をとても重視しています。
 

脈診とは、
患者さんの手首の橈骨動脈に触れることで、
拍動の強さや速さ、リズムなどを把握することで、
身体の状態を診察する方法のこと。

健康状態であったり、
疾病の進行度合いなどを、
脈に触れてみて、
その拍動の強さや早さ、
脈に触れた感じの硬さや太さ、
脈の位置の浮き沈みなどから把握しようとします。
 
 

人に出逢ったときに、
まずはその人の表情を見ますよね。
 

それと同じように、
脈の"表情"を診ているのです。
 

治療に入る前の脈診はもちろんですが、

治療・施術の最中にも、
ひっきりなしと言っていいくらいに、
手首の脈に触れさせていただいています。
 
 

これは、刻一刻と変化していく
お身体の状態を把握するため。
 

例えば、想像してみてください。
 

テレビドラマなどでの手術のシーン。

心拍数から呼吸から、
身体の状態をいち早く知らせるように
ありとあらゆる装置につながれています。
 

治療室にはそんな大そうな装置はありませんから、
治療の適否に関しては、

「痛い」とか

「気分悪くなってきた」とか

「心地いい」とか

患者さんの発する言葉に頼らざるを得ません。
 


それを、治療者の側から把握することが
脈診ということです。
 

脈診なしでの治療では、
患者さんの状態を把握できないので、
こちらがとても不安になります。
 
 

そんなわけで、
遠方から来院されていて、継続治療が困難な場合、
または遠方へ引っ越される場合など、
地元で治療院を探される場合には、
きちんと脈診をしてくれる治療院を探して、と、
お伝えするのです。
 

逆には、
以前に通っていた治療院の先生からそのように言われて、
これまで何年もかけて探してきて、
やっと脈診をしてくれるところに出逢えた、
と、喜んでくださる方もいらっしゃいます。


そんな脈診、

治療院選びのヒントにしてみてください。


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今日は、病気の原因について考えてみます。

自然治癒力の低下・免疫機能の異常によるアレルギーや自己免疫疾患、
そして生活習慣病といわれる病気の数々...。


こうした病気の原因と考えられるものとしては、
偏った飲食、過度なストレス、疲労の蓄積、不規則な生活、などでしょうか...。

現代社会の象徴と呼べるような現象ですね。


ところで、

東洋医学の基本の古典書である、
『黄帝内経』の『素問』は、
このような問いかけで始まります。

「昔の人は百歳になっても元気やったらしいのに、
 いまの人たちは五十歳になるかならんかで、くたびれてしまっている。 
 一体、どういうことや」

「第一篇・上古天真論」の最初の文章です。
(ちなみに、僕なりの現代語訳ですが・・・)


しかし、「昔の人は百歳まで元気やったのに・・・」なんて、
二千年以上も前に言われていることに驚きです。


ときどき、古典書を読んでると、
「まさに『今』の時代のことを、何百年、何千年前にも言われてる」
というようなことを見付けて結構面白かったりします。


さて、先ほどの古典の文章。

昔の人は元気で、今の人が疲れている理由について。


実は、続きには、こう書かれています。

飲食の過不足のないようにする。
食べ過ぎは良くないから、注意しましょう。
食欲のないのも元気ではないから、気をつけましょう。
食欲のないときに無理をして食べるな、ということですね。

心身の過労をできるだけ避ける。
いわゆるストレスですね。
イライラしたり、悩んだりしないように。

補足しますと、東洋医学の考えでは感情については、
「内因」といって、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚、の7つの感情を「七情」として、
病の原因となると考えられています。


飲酒しての房事はしない。
房事とは、セックスのことです。
酒に酔って房事をすると、陽気の損傷が烈しい、と戒めています。

自然の状態に調和した生活をする。
自然に調和するとは、いわゆる「天人合一」「天人相関」の考え。
外なる自然として、環境や季節。
内なる自然として、成長や老化の過程について。
これらの自然に合わせて、無理なく生活しましょうということです。


以上の養生法をきちんと守れば確実に百歳までは生きられますよ、
とされています。

どれもこれも、現代に通ずる考え方ですね。
長生きの人が心がけてるようなことばかり。


昔も今も、人の悩みとは似たようなものなんでしょうか。

何千年前にも「近頃の若い者は・・・」って、言われてたのかなぁ???
なんて考えると笑ってしまいます。


最後まで読んでいただいて、

ありがとうございます。

 

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